1月の元肥投入から始まった私たちの「落花生」育て。
台風がやってくるという想定外のことがありましたが、7月中旬に無事収穫することができました。
畑での作業をご紹介します。
今年の沖縄の梅雨は雨が少なくお天気が続き、落花生は勢いよくすくすくと成長し、病害虫の発生も無く、きれいな緑に育ちました。
ご指導いただく農家様とご相談し、収穫を7月20日頃と決めました。
ところが、収穫に必要な人員の確保や備品の準備をすすめていたところ、台風発生の知らせが入り、急遽スケジュールを前倒して台風前に収穫することになったのです。
収穫作業ですが、最初に畝にそって四方八方にのびている葉や茎を中央に寄せていきます。その時に落花生がちぎれて土の中に残らないよう気を付けます。
中央に寄せると、写真のように道ができたようなこんな感じになりました。
ビニールハウスの屋根に日よけをのせての作業ですが、かなりの暑さです。
ここからいよいよしっかりと根を張っている落花生を鍬(くわ)で丁寧に起こしながら掘り出していきます。無理に引くと土の中に実が残ってしまいますので丁寧に慌てずに。
それでも土に残ってしまった実は、最後に拾い集めます。
掘り出した後は、土を落とし、落花生が上に来るように置き、自然乾燥させます。
本当ならばしっかりと乾燥させた後に実の部分をちぎって収穫をするのですが、なんせ台風が近づいていましたので作業は時間との闘いになり、乾燥は後回しで、実をもぎとる作業を優先させました。
台風が来る前に、台風の風がハウスを壊さないように、ハウスのビニールを外さなければなりません。掘り出した落花生に雨があたれば全てダメになってしまいます。ビニールを外す時間も考えながらの収穫作業となりました。台風の前に全ての苗を掘り起こし、葉や茎がついたまま運び出しました。この後は会社内にて実をもぎとる作業を続けました。
ということで大慌てでの作業でしたので、ここからは写真がありません。
そして、皆の頑張りで2つのビニールハウスの落花生は全て無事に収穫を終えることができたのです。