私たちは海のミネラルを土壌の微生物に活かし、土づくりから“健康”を始めます

気候変動に強い《サンゴの微量ミネラル農法》
その他
2020.09.30

気温が高いときに影響を受けやすいのが果樹です。気温が高い日が続くと、生育不良や着色不良が起きてしまいます。夏場になると、日 本各地で30°Cを超える「真夏日」が報告される昨今、農作物への影響は深刻です。また気温が高いと、果実自身が日焼けを起こすこともあり、その結果、弱って完熟前に落下してしまいます。色づきや食味への影響は、品質を下げてしまうため、栽培農家にとって大きな打撃です。今年の7月は長雨が続き、日照時間が少なく、8月は急に気温が35度まで上昇、ほとんどの農家さんでは作物ができない状況が起き、災害時の保険手当で 生活しているそうです。「ふかさわ のうえん」さんでは、このような厳しい気候の中でも写真のように出荷できるシャインマスカットができました。

深澤さんは「この畑に使っている『アミノ酸』と『サンゴの微量ミネラル』が厳しい環境の中でも耐えることのできる生命活性を作物に与えている」と分析されています。

「南アルプス フルーツ桃源郷 ふかさわ のうえん」にて
2020年9月16日 深澤民三 農園主 沖縄サンゴ株式会社 北村惠子
日本橋の果物店に納めるシャインマスカット

美しく気品をたたえるシャインマスカット。
東京の国際農業資材展には、世界的な気候変動が起きている中、「日本に行けば何か彼らは良い農法を持っているに違いない」そう考えて海外から沢山の農業関係者が展示会に来られます。沖縄サンゴ株式会社のブースでは《サンゴの微量ミネラル農法》を提唱しています。、、「エッ?聞いたことがない。」そう言って二重三重の人垣ができます。テレビ局もこのブースの人々にカメラを回します。「栽培方法を教えて欲しい」と参加者は真剣です。

どの国でも気候の変動の影響に苦しんでいます。ふかさわ のうえんの深澤民三さんは畑の土を大切に手入れされます。ふかさわ のうえんの畑は美しいです。実るシャインマスカットも優しい表情をしています。

2011年、私たちは山梨県の知人を通じて深澤民三さんにご縁をいただきました。深澤さんは、「サンゴの微量ミネラル農法」を試験的に始めてくださいました。

今では深澤さんから伝わって50軒の農家さんが《サンゴの微量ミネラル農法》を取り入れています。
深澤さんは「これを入れると美味しくなるんだ」「果物を美味しくする農業資材はこれまでなかった」と感動されています。

深澤さんの土つくりにかける情熱がこのシャインマスカットを育んでいます。
美しい。

「南アルプス フルーツ桃源郷 ふかさわ のうえん」にて
新作 『 マイハート』

研究熱心な深澤さんは新しい品種に挑戦されています。かわいいハート型の葡萄です。

マイハートは、シャインマスカットをお母さんにウインクをお父さんに生まれたそうです。
栽培が難しく作っている人はとても少ないそうです。甘み、香り、色つや、張りやその可愛らしい形は、とても希少です。「こうしてひと粒、ひと粒バラバラに色つくのが良いんです」と深澤さんは愛おしそうに話してくれました。

コロナ感染予防で息苦しい時代に、マイハートの可愛らしさは私たちをホッとさせてくれます。栽培の難しさを乗り越えて新しい品種を育てるプロフェッショナルのたゆまない心意気に頭が下がります。国際農業資材展に来られた人々にお見せしたい『ふかさわ のうえん』の美しさです。畑も美しく、育てる農家さんの心も美しい。

これが日本の農業です。

「南アルプス フルーツ桃源郷 ふかさわ のうえん」にて

〈お問い合わせ〉
沖縄サンゴ株式会社
TEL:0980-56-2427