前回の投稿から間が空いてしまいましたが、現在の落花生畑はというと…
葉がこんな風にたくさん茂っています。
ここまで大きく成長した経過を時系列にてご紹介したいと思います。
耕し、元肥・「希望のひかり」を投入。(前回2021.02.03投稿)
土のpH測定(酸性度)を実施。落花生栽培に最適なph6.0~ph6.5にあることを確認しました。
2/12
種まき完了。ビニールハウス2棟にA棟B棟と名付けそれぞれ投入する「希望のひかり」の量に差をつけ成長やその変化の状態をみていく予定でしたが、種まきの時にA棟B棟でバラつきが出てしまったため、比較ではなくしっかりと元気に育てていきましょう!ということになりました。
2/27
種まきから17日後、待望の新芽が出てきました。
3/10
すくすく育っています。
3/26
4/9
花が咲きました。順調に育っています。
4/15
褐斑病が発生しました。
そのままにしておくと周りも枯れてしまいますので、発病した葉を取り除く作業を行いました。また、唐辛子をお酒で漬けて作った忌避剤を分けていただき、これまで使用していた弊社製品「アミノ・サンゴ®」と並行し散布することにしました。
(唐辛子とお酒で作った忌避剤)
5/7
褐斑病からの回復とさらなる成長を期待しているところに、今度はハダニが発生。
残留しない程度の農薬を使うなど、世の中にはやり方が多くあるとは思いますが、”農薬は使わずに育てる”と始めた落花生畑です。やはりここで使うわけにはいきません。唐辛子の忌避剤から木酢液に変更し「アミノ・サンゴ®」の散布回数を少し増やすことで対応することにしました。
(散布中)
5/21
花もどんどん咲いていて、子房柄(しぼうへい)が伸びている姿も多くみられるようになりました。
ここで、落花生の実の付け方を紹介したいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、落花生は名前の通り花が落ちて実がなります。
上記に出てきた子房柄とは、花が受粉後、枯れた花の付け根から伸びてくる茎のようなものです。その子房柄が下へ伸び土の中に潜っていきます。
土の深さ3~5㎝に達したところで子房柄の先が膨らみ始めて、そこに鞘(さや)ができ、その鞘の中で実が育ち大きくなっていきます。
現在の発育段階は多くの子房柄が伸びていて土へ潜り込むところでしょうか。
そろそろ子房柄の先が膨らみ始めているものもありそうです。
次回!収穫のタイミングや収穫の際の様子などもお伝えできればと思います。