私たちは海のミネラルを土壌の微生物に活かし、土づくりから“健康”を始めます

沖縄サンゴから最新情報をご紹介します。

無農薬栽培(落花生)
2021.05.31

前回の投稿から間が空いてしまいましたが、現在の落花生畑はというと…

葉がこんな風にたくさん茂っています。
ここまで大きく成長した経過を時系列にてご紹介したいと思います。

●1月

耕し、元肥・「希望のひかり」を投入。(前回2021.02.03投稿)

 

●2月

土のpH測定(酸性度)を実施。落花生栽培に最適なph6.0~ph6.5にあることを確認しました。

2/12
種まき完了。ビニールハウス2棟にA棟B棟と名付けそれぞれ投入する「希望のひかり」の量に差をつけ成長やその変化の状態をみていく予定でしたが、種まきの時にA棟B棟でバラつきが出てしまったため、比較ではなくしっかりと元気に育てていきましょう!ということになりました。

2/27
種まきから17日後、待望の新芽が出てきました。



 

●3月

3/10
すくすく育っています。

3/26



 

●4月

4/9
花が咲きました。順調に育っています。

4/15
褐斑病が発生しました。

そのままにしておくと周りも枯れてしまいますので、発病した葉を取り除く作業を行いました。また、唐辛子をお酒で漬けて作った忌避剤を分けていただき、これまで使用していた弊社製品「アミノ・サンゴ®」と並行し散布することにしました。


(唐辛子とお酒で作った忌避剤)

 

●5月

5/7
褐斑病からの回復とさらなる成長を期待しているところに、今度はハダニが発生。
残留しない程度の農薬を使うなど、世の中にはやり方が多くあるとは思いますが、”農薬は使わずに育てる”と始めた落花生畑です。やはりここで使うわけにはいきません。唐辛子の忌避剤から木酢液に変更し「アミノ・サンゴ®」の散布回数を少し増やすことで対応することにしました。


(散布中)

5/21
花もどんどん咲いていて、子房柄(しぼうへい)が伸びている姿も多くみられるようになりました。



 
ここで、落花生の実の付け方を紹介したいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、落花生は名前の通り花が落ちて実がなります。
上記に出てきた子房柄とは、花が受粉後、枯れた花の付け根から伸びてくる茎のようなものです。その子房柄が下へ伸び土の中に潜っていきます。
土の深さ3~5㎝に達したところで子房柄の先が膨らみ始めて、そこに鞘(さや)ができ、その鞘の中で実が育ち大きくなっていきます。

現在の発育段階は多くの子房柄が伸びていて土へ潜り込むところでしょうか。
そろそろ子房柄の先が膨らみ始めているものもありそうです。

次回!収穫のタイミングや収穫の際の様子などもお伝えできればと思います。

» アミノ・サンゴ® https://okinawasango.jp/workshop/

その他
2021.04.27

ゴールデンウィークの期間、下記の日程において休業致します。
ご多忙の折、お客様には、ご不便おかけいたしますが、何卒ご容赦くださいます様宜しくお願い申し上げます。

4/29(木) 4/30(金) 5/1(土) 5/2(日) 5/3(月) 5/4(火) 5/5(水)
休業日 通常営業 休業日

〈期間中のご注文に関しまして〉
・4月30日(金)注文受付締め切り・・・5月6日より順次発送手配。

※休業日前後は大変混雑が予想されます。また新型コロナウィルスの影響により、対象地域以外につきましても輸送の混雑が予想されます為、ご希望の納期日に沿えない場合もございます。何卒ご容赦下さいます様お願い申し上げます。(お早目のご注文をお願い致します)
※ご不明な点につきましては、お問い合わせください。

無農薬栽培(落花生)
2021.02.03

弊社の「ちょっちゅね ピーナッツ」は皆様に愛されて33年になりました。いつもご愛顧賜り御礼申し上げます。

現在「ちょっちゅね ピーナッツ」に入っている落花生はアメリカ産を使用しておりますが、以前より国産、できれば沖縄県産の落花生を使用したいと考えておりました。今般、長年の希望が叶い、ミネラル豊富な畑で栽培を始めることが出来ました。

今回ご協力をいただけることになったのは今帰仁村の農家様です。ビニールハウス2棟を使い、弊社の「生物活性化剤 希望のひかり」(サンゴカルシウム農業資材)を混ぜ込んだミネラル豊富な土で落花生の栽培が始まります。その様子をこちらで掲載していきますので落花生の成長をご覧いただけると幸いです。

 

●土づくりから



1月18日より農地の耕し準備を開始しました。天気も良く畑もきれいに耕すことが出来ました。

 

●元肥・希望のひかりを投入しました。



耕した農地に元肥と弊社製品「希望のひかり」を投入し、土となじませます。「希望のひかり」は、土のミネラルバランスを整えて、放線菌等の土壌微生物が増やし、ネコブセンチュウの住みにくい環境づくりをします!今回作付けするビニールハウスは2棟ありますので、A棟B棟と名付け、投入する「希望のひかり」の量に差をつけ成長やその変化の状態をみていきたいと思います。B棟にはA棟の2倍の量の「希望のひかり」を入れてみました。

 

生物活性化剤(粒状)
希望のひかり
その他
2020.12.15

本社・今帰仁サンゴ工房  
【休業期間】2020年12月30日(水)〜2021年1月3日(日)

*休業中はご迷惑をおかけいたしますがご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

その他
2020.12.08

山梨県でシャインマスカットを栽培される農家さんはあまりの忙しさで2019年夏に畑で倒れてしまいました。
少し麻痺の残るお身体で畑に復帰されました。

夏の畑はものすごい暑さです。
今では畑にサンゴで作った白湯を持ち込んで仕事をされています。

ミネラルの入った水を自分が飲むときにシクラメンにも上げていたそうです。

シクラメンは花が枯れては新しく生まれて、枯れては生まれるをずっと一年繰り返しているそうです。
今日の姿がこの写真(2020年12月7日)に撮影されたものです。
「ミネラルのお水以外を上げる以外に何もしていないのに咲き続けている」と農家さんはビックリされています。

その他
2020.12.07


沖縄サンゴ株式会社では多くのご専門家とサンゴのミネラルの基礎研究を続けて参りました。
この一部の書籍をサンゴミネラルを知るための参考図書としてご紹介させていただきます。
ご専門家の書かれた内容は学術的な見地からまとめておられます。
沖縄サンゴ株式会社の製品シリーズについて述べておられるものではありません。
今回の『日本食長寿健康法』では川島四郎先生は、陸上のいろいろな成分が海に流れ込み、《海は天然のダシ汁》と表現されています。

参考図書
『日本食長寿健康法』 著者 川島四郎

海は天然のダシ汁

火山国である日本の国土は火山灰に覆われている。火山灰にはほとんどカルシウムが含まれていず、したがってカルシウム不足は日本の宿命とも言える。
そういう中で、日本人はどのようにして大切なカルシウムを補ってきたのであろうか。海である。幸い、日本は海に囲まれた島国で、われわれの祖先は海のものを食することでカルシウム不足を避けてきた。
洋々と広がる海の美しさに見とれた経験はどなたもお持ちだろうが、あの広々とした海は、人間にとって、そして日本人にとって、大切な栄養の宝庫なのである。
「海の水はどうして塩辛いの?」と子供に質問されれば、「雨の水が陸の成分を含んで海に流れこんだからだ」と答えるに違いない。酸とアルカリが中和すると塩になるのは化学の基礎だが、種々の成分をその塩の形で豊富に溶解しているのが海の水の辛さの原因である。
太古、地球がまだ熱かった頃は海水の蒸発が盛んで、それが上空で冷えて、絶え間なしに大雨が降り続いていた。その、陸に降り注いだ雨が土中の成分を溶かし込んで、海に運び去った。
だから、海には陸にないような成分が多く、カルシウムに限らず、ヨードなどじつに九十四種類もの希有元素が含まれているのである。
いわば、海はまさに天然のダシ汁のようなもので、この海水から養分をとっている海の生物、海藻類や魚介類が陸で失われたミネラル分をたっぷりと含んでいるのは当たり前のことだ。

著者名:川島四郎、書名:日本食長寿健康法、出版社:新潮社、出版年:1991年

その他
2020.11.16

沖縄サンゴ株式会社では、2021年1月4日(月)ご注文分より、一部製品の価格を改定させていただくこととなりました。
弊社では、昨今の人件費を含む製造コストの高騰を吸収するべく企業努力を重ねてまいりましたが、企業努力では吸収しきれなく、現行の価格で製造を続けることは大変厳しい状況となってきております。
長年ご愛顧いただいております皆様には、大変申し訳ございませんが、何とぞご理解いただけますようお願い申し上げます。
今後もより一層の品質向上に取り組み、ご満足いただけますよう精神誠意精進してまいります。

対象製品と新価格は下記の通りです。

「サンゴのカルシウム入り ちょっちゅね こつぶ黒糖」:300円/個(税別)
「サンゴのカルシウム入り ちょっちゅね ピーナッツ黒糖」:320円/個(税別)

その他
2020.11.06

10月30日日刊工業新聞に「揚げ油の交換回数低減 沖縄サンゴ、調理器具にカートリッジ式」が掲載されました。
詳しくは掲載記事をご覧ください。

※この記事は日刊工業新聞社の転載許諾を受けています。

» 調理器具「サ〜ラ」の詳細はこちら

その他
2020.09.30

気温が高いときに影響を受けやすいのが果樹です。気温が高い日が続くと、生育不良や着色不良が起きてしまいます。夏場になると、日 本各地で30°Cを超える「真夏日」が報告される昨今、農作物への影響は深刻です。また気温が高いと、果実自身が日焼けを起こすこともあり、その結果、弱って完熟前に落下してしまいます。色づきや食味への影響は、品質を下げてしまうため、栽培農家にとって大きな打撃です。今年の7月は長雨が続き、日照時間が少なく、8月は急に気温が35度まで上昇、ほとんどの農家さんでは作物ができない状況が起き、災害時の保険手当で 生活しているそうです。「ふかさわ のうえん」さんでは、このような厳しい気候の中でも写真のように出荷できるシャインマスカットができました。

深澤さんは「この畑に使っている『アミノ酸』と『サンゴの微量ミネラル』が厳しい環境の中でも耐えることのできる生命活性を作物に与えている」と分析されています。

「南アルプス フルーツ桃源郷 ふかさわ のうえん」にて
2020年9月16日 深澤民三 農園主 沖縄サンゴ株式会社 北村惠子
日本橋の果物店に納めるシャインマスカット

美しく気品をたたえるシャインマスカット。
東京の国際農業資材展には、世界的な気候変動が起きている中、「日本に行けば何か彼らは良い農法を持っているに違いない」そう考えて海外から沢山の農業関係者が展示会に来られます。沖縄サンゴ株式会社のブースでは《サンゴの微量ミネラル農法》を提唱しています。、、「エッ?聞いたことがない。」そう言って二重三重の人垣ができます。テレビ局もこのブースの人々にカメラを回します。「栽培方法を教えて欲しい」と参加者は真剣です。

どの国でも気候の変動の影響に苦しんでいます。ふかさわ のうえんの深澤民三さんは畑の土を大切に手入れされます。ふかさわ のうえんの畑は美しいです。実るシャインマスカットも優しい表情をしています。

2011年、私たちは山梨県の知人を通じて深澤民三さんにご縁をいただきました。深澤さんは、「サンゴの微量ミネラル農法」を試験的に始めてくださいました。

今では深澤さんから伝わって50軒の農家さんが《サンゴの微量ミネラル農法》を取り入れています。
深澤さんは「これを入れると美味しくなるんだ」「果物を美味しくする農業資材はこれまでなかった」と感動されています。

深澤さんの土つくりにかける情熱がこのシャインマスカットを育んでいます。
美しい。

「南アルプス フルーツ桃源郷 ふかさわ のうえん」にて
新作 『 マイハート』

研究熱心な深澤さんは新しい品種に挑戦されています。かわいいハート型の葡萄です。

マイハートは、シャインマスカットをお母さんにウインクをお父さんに生まれたそうです。
栽培が難しく作っている人はとても少ないそうです。甘み、香り、色つや、張りやその可愛らしい形は、とても希少です。「こうしてひと粒、ひと粒バラバラに色つくのが良いんです」と深澤さんは愛おしそうに話してくれました。

コロナ感染予防で息苦しい時代に、マイハートの可愛らしさは私たちをホッとさせてくれます。栽培の難しさを乗り越えて新しい品種を育てるプロフェッショナルのたゆまない心意気に頭が下がります。国際農業資材展に来られた人々にお見せしたい『ふかさわ のうえん』の美しさです。畑も美しく、育てる農家さんの心も美しい。

これが日本の農業です。

「南アルプス フルーツ桃源郷 ふかさわ のうえん」にて

その他
2020.08.12

私たち沖縄サンゴ株式会社は創業以来34年、いろいろなご縁に恵まれてきました。
沖縄の農家様との出会いもたくさんあります。

その中で名護のmana mango farm様の嶋袋ご夫妻の思いの清らかさにはひとしお心が打たれます。

偶然ネットで目にしたイタリアの作家パオロ・ジョルダーノさんが書かれた『コロナの時代の僕ら』を読み、胸が一杯になりました。
この本では、今回のコロナの感染を科学的に非常に深くとらえられ、『何を守り、何を捨て、僕らはどう生きていくべきか。』と明確にメッセージが発信されています。

素晴らしい方がおられる・・・そう思って
『何を守り、何を捨て、僕らはどう生きていくべきか。』という問いに
私はどうするとよいのか?
と考えておりました。

翌日、mana mango farm様の嶋袋ご夫妻からこれまで見たこともないマンゴーが届きました。
何をしたらよいのか・・・考え続けていた私は
「これです!」
「沖縄サンゴのすることはこれです!」
「これができる!」
と思いました。

mana mango farm様の嶋袋ご夫妻は沖縄のマンゴーを無農薬で、化学肥料を使用しないで栽培すると決められて何年もご苦労を重ねておられます。尊いお姿です。

パオロ・ジョルダーノさんのご本には「我々の何かを変えなければ、今回のコロナと同じようなことが再び起こる」と書かれています。
「今回のパンデミックのそのものの原因が自然と環境に対する人間の危うい接し方、森林破壊、僕らの軽率な消費行動にこそある」
「この苦しみは僕たちを普段であれば、ぼやけて見えない真実に触れさせ、物事の優先順位を見直させる。」
と非常に明確なメッセージが投げかけられています。

パオロ・ジョルダーノさんからの叫びにも似た提案を受けて、たくさんの専門家が立ち上がってほしいと思います。

お話を沖縄に戻しますと沖縄の亜熱帯の湿度の高い土地で、農薬も使わず化学肥料も使わず、作物を育てることは想像を超える困難な仕事です。
その困難に立ち向かう嶋袋ご夫妻の純なこころ、人としての正しい生き方が届けられた素晴らしいマンゴーに表れています。
ご夫妻をお手本として我々が「今を見つめ、行動を起こす時」そう思えたのです。

連日のニュースで、崖が崩れ、川が氾濫し、自然からの待ったなしのメッセージがあります。
『何を守り、何を捨て、僕らはどう生きていくべきか。』
ジョルダーノさんの投げかける言葉に、私はできるところから実践をしていきたい。

自然はダイナミックに生きている土壌に生きる。
何兆個という微生物の巧みな分解・浄化作用、土や川の水の浄化作用、絶え間なく地球を守ってきた生きものの物質循環がある。
私たちは間違っていた。
小さな生きものが生きられる農法に切り替えてその働きに敬意をささげたい。
小さな生きものは働き者です。

マンゴーは豊かな香りを家中に放っています。
制作した資料二枚はこのマンゴーを育ててくださった嶋袋ご夫妻の描いておられる世界をイラストにしました。

ご夫妻の目指す農法に切り替えることは物質文明を追い求めている私たちを「持続可能な幸せな社会へ」と導いてくれます。

〈お問い合わせ〉
沖縄サンゴ株式会社
TEL:0980-56-2427